整備が完了したときは充実感があります

整備士を希望しており、普段触れる機会のないバスのような乗り物の整備がしたいと茨城交通に入社しました。高校は機械科ではなかったため経験はありませんでしたが、私のほかにも未経験で整備士を目指して入社する人が多く、安心しました。

入社時の研修では工具の名前を覚えるところから始まり、車両を持ち上げる際のジャッキのかけ方といった基礎的な知識や技術を習得。そのほか車の仕組みや整備作業の流れとともに、安全に業務を遂行するための声かけなども身につけていきます。
車両を実際に見てみると、さまざまな部分で乗用車とは仕組みが違うんだと実感しました。

入社後の歩み 
2015年4月　新卒入社　勝田営業所工場　整備係 配属
2016年4月　那珂湊営業所工場 整備係
2017年7月　那珂整備工場 整備係

現在の配属先は那珂整備工場ですが、以前は勝田営業所、那珂湊営業所で勤務していました。職種は同じ整備士ですが、営業所と那珂整備工場では作業内容が違います。
営業所の場合は日常点検がメイン。タイヤや駆動系、オイルをチェックして、部品の交換などが必要なら対応するといった業務が中心です。
一方、那珂整備工場の場合は車検がメインのため、普段は触らないような箇所も確認する必要があります。ブレーキライニングやブレーキホース、ベルトなど交換が必要になる部品も多く、バス1台の車検を終えるのに3日ほどかかります。
那珂整備工場に異動して「車検はこんなに大変なんだ」と思いましたが、部品交換が終わって整備が完了したときは充実感がありますね。

新しいことを覚えたときに、自分の成長を感じられるのがこの仕事のいいところです。例えばクラッチの中を分解して組み直す作業をひとりでできるようになったときは、成長を実感しました。

そして、職場のいいところはなんでも話せるような和やかな雰囲気。プライベートでの出来事を話すこともよくあります。もちろん、仕事中もわからないことがあれば気軽に聞ける環境です。口頭の説明だけでなく、実際に作業を見せながら丁寧に教えてくれるのですごく助かります。忙しいときも、みんなで助け合いながら業務を進めていくので、チームワークのいい職場ですよ。
お客様と運転士の安全を守る大切な仕事で、大きなやりがいがあります。興味があればチャレンジしてください！