女性運転士を見かけて「私もやってみたい！」と入社しました

子育てが落ち着いて時間に余裕ができ、本格的に働こうと転職を考えていました。
そんなある日、路線バスを運転している女性ドライバーを見かけたんです。私も若い頃は大型トラックを運転していたことがあり、挑戦してみようと思いました。ちなみに、見かけた女性ドライバーは茨城交通の運転士で、今は同僚として一緒に働いています。そう思うと不思議な縁を感じますね。

入社後、研修は3ヶ月ほどつきっきりで教えてもらいました。同乗のときはその場でいろいろ聞けましたが、単独になると自分しかいないので最初は少し不安を感じることもありました。ですが、フォローやサポートをしてくれる先輩が周りにたくさんいるので乗り越えられましたね。

入社後の歩み
2019年6月 運輸部 日立南営業所 運転士　配属

運転士の仕事は乗車しているお客様の命を預かっているので、とにかく神経を使います。ルートには坂道や狭い道が多いエリアもあり、事故を起こさないよう細心の注意を払って運転しなければいけないので大変です。そのかわり、無事にお客様を目的地まで送り届ける度に達成感があります。

楽しい瞬間はお客様と何気ない会話をするとき。「いつも運んでくれてありがとう」と言われると嬉しいですね。毎日乗車されるお客様からは顔と名前を覚えていただくことも多く、到着のときにバス停で手を振ってくれることも。路線バスの運転士はお客様との心の距離を縮められる温かい職業だと感じます。

私のいる営業所はみんな気さくで楽しい人ばかりです。年齢や経歴など関係なく気軽に話せるので、相談しやすいですね。忙しいときは協力し合う風土があり、花火大会などで利用者が増えるときはチームワークで頑張っています。

「バスの運転士に興味はあるけれど職場に溶け込めるか不安」という人も、ここなら明るいスタッフたちが歓迎してくれるので大丈夫です。大型二種免許を持っていなくても、免許取得のバックアップがあります。個人的には女性の運転士がもっと増えるといいと思っていますので、チャレンジしてみたい人はぜひ応募してください。